きながに・・・MASAKI's模型

ガンプラメインに色んなプラモをのんびり作っていくのを不定期で公開します。

不思議な力(Mysterious_power)制作手順

Category: 水没ジオラマ  
では今回は制作手順を書いていきます。

ZJGU6058.jpg

スチームパンクといえば歯車。
歯車を普通に買おうとすると結構高いものばかり。
そこでいろいろ探して見つけたのがこの商品。

IMG_4227.png
これのサイズ違いも売られていたので購入。
つい最近ハセガワがプラ製の歯車をワンフェスで売ってましたね。

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これを使ってビルの土台になる部分を作っていくのですが
ビルの大きさからしてこのままではビルが乗らないので少し大きめの歯車をハンズで買ってきて「おゆまる」で型取りしてキャストを流したものをビルが乗る地面にしました。
その大きめの歯車に2mm真鍮線を通してその真鍮線に通すように上記歯車を組み合わせていきました。少しジャンクパーツなども使い単調にならないようにしています。
IMG_4092.jpg

今回はこれを8種類制作しました。
4種類はプレゼント用の作品として使用し残り4つを使おうと考えていましたが最終的に3つを使用しています。
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途中経過抜けちゃってますが色塗り終ったのがこちら。
今回は歯車が亜鉛合金にメッキされたものだったのでミッチャクロンをプライマーとして使用し
黒で塗装した後、ガイアカラーのニューラストで錆び色にし、
AKインタラクティブのラストデポジットを使い粉を吹いたような錆色に。
http://www.ak-interactive.com/ak/NEWSFEB2015/RUSTDEPOSITS..pdf
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ビルの部分はジオクレイパーを使用。いくつかのビルがユニットでくっついているのでカットした後100均のプリン容器のふたに入れレジンを流し込んで地面を円形に。そこに1/700船舶模型のカスタムパーツを適当にくっつけてビルだけがポツンと生えているようにならないようにしました。
窓などをリューターでダメージを加えた後塗り分けしクレオスのウェザリングカラーでウォッシング。
ベースの歯車にくっつけるとこんな感じに。
IMG_4157.jpg

初期のころ海底部分をどうしようかと検討中の図。
これは結局ボツにしました。
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その後地面や壁面などに鉄道模型用のパウダーを使い植物を追加。
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地面はこんな風にすることに。
ビルの高さも揃えるのではなく少し高さにバリエーションを持たせることで違う表情が出せるのではないかとこのような感じに。
IMG_4430.jpg

上から見るとこんな感じ地割れがおきて隙間から光が出ている感じが面白いと思い
昔に作っておいてあった石膏の板を砕いてそこにジオクレイパーの低層階を接着。それぞれの建物は結構細かいブロックに割って事前にリューターにてダメージを加え塗り分けしておきました。
地面にもいくつかの脱落した歯車を配置。
地面は透明プラ板に接着し固定しておきます。接着はボンドのウルトラ多用途S・Uを使ってます。
IMG_4433.jpg

事前に光った感じを確認するためにiPADの上においてみました。
この時点では自分でLEDを配線して使用するつもりでした。
IMG_4428.jpg

で、今回水中に浮かんでいるものを何にしようかと考えて魚型の潜水艇に。
でもただの魚では面白くないのでお弁当に入っている醤油ボトルの形状に。
プラバンから作ってそこにジャンク時計の歯車などを接着。
もう一つ同じように作ってそちらは少し体をねじった状態に。(写真撮り忘れ^^;)
その他親子クジラはパテの塊から削りだして制作。
IMG_4436.jpg

今回の型枠はダイソーで売ってた2mm厚のPP板を使用しましたのでしっかりしたものが出来ました。
IMG_4678.jpg

2mm厚のPP板を箱状になるように5枚切り出しその5枚をいつものようにマスキングテープで箱組みします。
この際わずかな隙間や皺などがあるとそこからレジンが漏れますので気を付けながら爪などで擦ってきっちり圧着しさらにマスキングテープを重ね張りしておきます。
型の内側にはシリコンバリアーをエアブラシで吹き付けておきます。
レジンを流す際には万一漏れ出しても大丈夫なように100均などで少し深さのあるトレーなどを購入しておき敷いておくことをお勧めします。

流している透明レジンはクリスタルレジンNEOというものです。
色付けはエナメルのクリアブルーとクリアグリーンを混色した物に少しだけホワイトを混ぜて少し濁らせることに。下からの光がこの濁りで筋のように現れることをイメージしています。

写真はほぼ最後まで流した後の物ですが・・・
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今回100均でこんなものを見つけたので購入。真ん中のパールパウダーをレジンに混ぜてキラキラさせられないか実験。沈んでしまうので一番下の層にだけ混ぜてみました。
IMG_4506_201702231501082b4.jpg

肉眼で見ると少しキラキラした感じが海底に見る事が出来ます。
(やっぱり写真では分かりにくいかな)
IMG_4542.jpg

型枠から外した状態。
大きな波については途中まで水平な状態で硬化させた後に斜めに傾けて流し、固まったら逆向きに傾けて流すという形でこの波を制作しています。
表面張力のせいで型枠の付近は反り返った状態になってます。
IMG_4553.jpg

なのでこのように縁を削ってなだらかにします。
まだ磨いていないので傷だらけですが頑張って磨くと・・・
IMG_4560.jpg

このくらい透明になります。
100番→240番→400番→600番→800番→1000番→1500番→2000番→コンパウンドの順にペーパー掛けしてます。
クリスタルレジンは硬化するとめちゃくちゃ固くなるので大変です。
磨くのは完全硬化後にしましょう。
IMG_4572.jpg

今回は角を落としてC面をつけてみました。
実は今回途中の層に硬化不良の部分が少しあり、その部分の表面がいつまでも固まらないので
その上に一層レジンを流して固めたのでその追加した層の屈折が目立たないようにする意味もあります^^;
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磨き終わった全体像がこちら。
IMG_4569.jpg

追記:波の表現の説明抜けてました。
波はジェルメディウムを平筆で塗っていきます。
背の高いビルの歯車からの滴る水しぶきは光ファイバーを切ったものを瞬着で接着しそこにジェルメディウムを塗っています。
手前のビルに打ち寄せている高波はブリスターをカットしたものを固定し、そこにジェルメディウムを塗っています。
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追記:ジェルメディウムが乾燥すると透明になるので波頭の白波をエナメルのホワイトで描き込んでいきます。
IMG_4598.jpg
 

ここでそろそろ電飾の準備など。
海底からの光に関してはいろいろ探していたらこんな製品を発見。
テレビのUSBバックライトセットという名前で検索すると出てきますが
今アマゾン見たらなんか高くなっている。買ったときは1600円くらいだったのに今見たら同じ商品が16000円くらいになってる・・・
他にも似た製品有るので探してみるといいかと思います。
USBから電源供給なのでUSBバッテリーや家庭用電源からも使えるので便利。
その上付属のリモコンで色も変えられるしいくつかの光り方のパターンもあって
これを自分で配線する事考えると安い。
IMG_4581.jpg

電飾は目途がたったのでベースの制作に。
普通にプラバンの箱組だと上に乗せるものが重いだけに強度が心配だったため
セリア(100均)で売ってたメッシュボードを使用し強度アップしました。
このメッシュボードはポリスチレンでプラバンと同じ素材なのでプラモデル用接着剤で
簡単に接着できます。
これを上下に使用し各面に穴をあけた1.5mmプラバンを箱組みにしました。角には5mmプラ棒を接着して強度アップ。箱の側面の縁には切り出したプラバンで一段高くし角にはプラバンで飾り模様を制作。グレーなのはパテで隙間を埋めているところ。
各穴の表面を塞ぐためのスリットの板は0.5mmプラバンを使いピンバイスとデザインナイフで開口。
なぜ穴をあけているかというと結構な数のLEDが入るため発熱を抑えるための通気口の役目もあります。
箱組みのコピー

パソコンで下絵を描いたものをプリントして貼って剥がせるスプレーのりを使いプラバンに貼り付けています。
穴の両端は丸くしたかったので穴の直径のピンバイスで両端に穴をあけていき、その穴を繋ぐようにカット。ひたすら忍耐作業です。
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最終的にこれだけ開口。。。
多少歪んでいるけど気にしない><
IMG_4586.jpg

箱組のベースの塗装はラップ塗装を試してみました。
まず全体を黒に塗装後、皿に出したラッカーシルバーにくしゃくしゃに丸めたサランラップを付けて
そのラップをポンポンと何度かスタンプしていく(シルバー付け足さずに何度かポンポン押し付ける)と複雑な模様が出来ます。
それを全体に施したらクリアーオレンジを何層にも重ねて吹きます。
下の写真はクリアーオレンジ2~3回目
IMG_4592.jpg

6回ぐらい重ねると下のような感じに。
クリアーを完全に乾燥させた後マスキングして縁の部分を真鍮色に。
真鍮色は「カンペハピオ メッキみたいスプレー 真ちゅう色」を使用
そのままだと剥げやすそうだったのでクリアーでトップコートしています。
スリットからのぞく穴は中にステンレスのメッシュを裏から貼り付けています。
IMG_4601.jpg

海底を照らす先ほどのLEDはメッシュボードで下から押えるように固定。
横から光が漏れないように側面に凹凸のあるプラバンを張り付けて遮光。
手前に飛び出ている白いケーブルはリモコンの赤外線受光部。
これを正面から見える歯車のパートから覗くように設置します。
IMG_4603.jpg

歯車はこのようにケース内に収めユニットとして後から配置しています。
穴を何箇所か開けLEDの光を中に漏れるようにしてあります。
IMG_4593.jpg

ベース正面に使っている材料はこんな感じ。
窓からのぞいている歯車は100均で売ってる修正テープやテープのりの中の歯車を流用。
その隣のメーターはパールパウダーのケースの中にプリントしたメモリと時計のジャンクの
長針を使ってそれっぽく。わざと窓を汚してはっきり見えないようにしました。
丸くマスキングして真鍮色に塗っているだけです。
その隣の窓は軟膏を入れるケースを使用し中にセリアで売っていた水晶のかけらを使用。
真鍮線とスプリングなどを組み合わせた物も入れてそれっぽく。
最後に水晶の根元からLEDで光らせています。
パイプはジオコレのコンビナートのパイプを使用。
真鍮色は先ほどのスプレーです。
ベースの部分の中には100均のUSB接続のLED10球のイルミネーションライト(クリスマス時期に売られていたもの)を配置して白色に発光させて中のメカが生きている感じを出しています。
材料正面

左側面はこんな感じ。
ボールペンケースの中のスプリングは蛍光レッドで塗っているのでUVライトで発光風にもできます。(ここ、もうちょっと複雑なデザインにすればよかったかも・・・)
材料側面1

右側面はこんな感じ。
4本の筒は100均で8本入りのボールペンをカットしてその両端を拳王バーニアのインナーでふたをして下にスピンサートを付けています。中に真鍮線が通ってますのでバラバラにはなりにくいです。
こちらのスプリングも蛍光レッドで塗装。
材料側面2

裏面中央は型枠に使ったPP板を2枚重ねにして少し中から光らせて雰囲気出してます。
各スリットプレートや箱の枠などには真鍮釘を使用。
そのままだと長すぎるのでペンチでカットしています。
下にある2か所のUSB端子から給電します。
材料裏面

追記:最後に樹木を制作します。樹木はオランダドライフラワーというものを使用しこれの先端部分をいくつか組み合わせて黒瞬着で幹を太くしたものに鉄道模型用のスポンジを接着しさらにそこに鉄道模型用のパウダーを振りかけています。
詳しくはこのブログエントリーの後半に書いてあります。
↓ ↓ ↓
http://masakise.blog.fc2.com/blog-entry-120.html
IMG_4631_20170223182858a95.jpg

という事で一通りの制作の流れです。
右のスプリングにUVライト当てた状態です。
IMG_4619_2017022316372223c.jpg

最後まで見て頂きありがとうございました。
かなり端折って書いている部分もありますので
この部分を詳しく説明してとか
不明点がありましたらコメント頂けると助かります。



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不思議な力(Mysterious_power)完成写真

Category: 未分類  
12月に入ってから制作していた新作水没ジオラマ「不思議な力(Mysterious_power)」が完成しました。
既にツイッターでアップした画像もありますがまとめておきます。

今回の新作では以下のような新要素を入れてみました。
・SF的要素を多めに入れてスチームパンク風に。
・海底の地割れから光が差し込む。
・海面に大きな波を追加。
・ベース部分はスチームパンクの世界観に合わせて装置風にする。

写真はクリックすると大きく表示できます。

ZPQ2333.jpg

ZJGU6058.jpg
 
ZOTZ4689.jpg

ZDSC_0040.jpg 

ZDSC_0043.jpg

完成形はこんな感じです。
ここまでの写真は海底からの光が青で光っていますが様々な色に変化させることが可能です。
オレンジだとこんな感じ。
ZDSC_0479.jpg

他の色のバリエーション。
色違い

色違い2

海中のアップです。
今回気温の低い部屋で作業したため積層時の細かい気泡が抜け切れませんでした。
水没は暖かい時期の方がうまくいきますね。
ZDSC_0028.jpg

ZDSC_0025.jpg

ZDSC_0026.jpg

ZDSC_0027.jpg

海上のアップ
IMG_4631.jpg

ベース部分のアップ
IMG_4649.jpg

ベース正面の装置内に水晶が入っていて光ります。
IMG_4662_2017022311334330b.jpg

4面
Z4面図

次回制作記事に入ります。


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