きながに・・・MASAKI's模型

ガンプラメインに色んなプラモをのんびり作っていくのを不定期で公開します。

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旧キット選手権入賞と異国の空制作手順

Category: 旧キット  

11月5日に浅草橋の東商センターで開催された千葉しぼり展示会3
その中で開催された全日本旧キット王選手権にて総合2位を頂きました!

ご存知ない方もいると思いますが私は主催者である千葉しぼりのメンバーで、しかも副会長・・・
審査員の方々は作者に関係なく作品で選んで頂いていますので公平な審査ではあるのですが
主催者側の人間が受賞するというのは少し気が引けるものです。
ですが、千葉しぼりメンバーも参加されたみなさん同様に真剣に制作しています。
ガチでこの祭りを楽しもうという企画ですのでご了承ください。

で、その全日本旧キット王選手権にて受賞した作品がこちら。
画像はクリックすると大きく表示されます。
全体像
JQ_185.jpg

ゼントラーディ兵遺体
IMG_4023.jpg

水辺と滝
IMG_4030.jpg

リガード足元
IMG_4025.jpg

リガードコックピット周り
IMG_4026.jpg

リガードコックピット内部
IMG_4027.jpg

水辺の鳥
IMG_4043.jpg

崖の錆びた自転車
IMG_4031.jpg

遺体付近でくつろぐ動物たち
IMG_4029.jpg

木の上にいる鳥
IMG_4028.jpg

崖の上のシカ(レイヨウ?)
IMG_4036.jpg

こんな感じの作品です。




これの制作手順をざっくりと書いていきます。




まずはリガードから。
今回コックピットから這い出して岩にもたれかかり息を引き取ったゼントラーディ兵をイメージしていましたので
コックピットハッチを開けた状態にする為内部を少し作る必要がありました。
のぞいた時に見える程度なので雰囲気だけです。
リガード本体の内側にエポキシパテをある程度の厚みで敷きつめます。
そこにジャンクパーツをムニュッっと押しつけて固定。これだけ。
一応ネットでコックピット内は調べてその雰囲気だけは出そうとしてます。
IMG_3694.jpg

続いて黒サフを吹いた所
IMG_3697.jpg

ジャンクパーツにスーパーアイアンやスーパーステンレス、スーパーゴールドなどを筆塗りで塗り分け
パネル類はスーパーアイアンの上からクリアグリーンやクリアブルーで塗装
IMG_3700.jpg
このあとクレオスのウェザリングカラーなどで汚しを入れてますが写真撮り忘れ。

本体側はほとんど改造などはしていませんが、廃棄されて朽ちた感じを出すために所々のハッチが剥がれ落ちた感じに開口。
ミサイルポットの部分も全弾撃ち尽くした感じで開口追撃の際の爆発でフレームが歪んでずれた感じに取り付けてます。
バーニアなど少しモールドの甘かったところをアフターパーツに置き換えてます。
IMG_3711.jpg

IMG_3712.jpg

塗装は最初に黒サフを吹いた後に、このガイアカラーのニューラストを全体に吹き付けておき、塗装がはがれたところが錆びている感じになるように下準備しておきます。
IMG_3725.jpg

基本色塗装前にヘアスプレー(ケープスーパーハード無香料)をパーツごとに缶から直接吹き付け、ヘアスプレーが乾ききる前にアクリル塗料を薄吹きします。
今回は派手に剥がすのでマスキングぜずフリーハンドで塗り分けました。
ヘアスプレーが乾ききる前にアクリルを吹くことで先にアクリルが乾燥し、あとからヘアスプレーが乾くときに収縮するのでひび割れが起こります。(すべての画像はクリックすると大きい画像で見れます)
IMG_3721.jpg

その後、水で濡らした筆でパーツや塗装の境目を中心に擦って基本色を剥がします。
水でぬらすと塗料が割れて浮いてきますので良いころあいでふき取ります。
IMG_3722.jpg

剥がし終わったら煤けた部分などはフラットブラックをエアブラシで吹き付けておきます。
次に各パーツを自然に見せる為に汚し(エイジング)を加えていきます。
基本的にはクレオスのウェザリングカラーを筆塗りで使用しています。
グランドブラウンは3倍くらいに薄めた物を全体にウォッシングに使用しティッシュでランダムにふき取り。
ステインブラウンを錆から流れた部分に使用。
暗めの色の部分にはマルチグレーやマルチホワイトを薄めた物で退色表現に使用
サンディーウォッシュで埃っぽさを追加
更に新しめの錆びをラストオレンジで追加
という感じの工程で以下のように。
それぞれの工程の書き込みは専用薄め液で暈しながら自然に仕上げます。
IMG_3727.jpg

IMG_3728.jpg

IMG_3729.jpg

IMG_3730.jpg

並行してゼントラーディ兵ですがこれは1/144のヌージャデルガーに付属のこのキットから改造です。
heisi.jpg

顔の部分をリューターで削って白骨化。
キットの手足を鋸でカットしエポパテでざっくり繋ぎ硬化してからリューターで削りだしました。(リューター前の状態)
右わき腹と左足に被弾後を入れてあります。
ちなみにリガードの本体にもだいたいの位置に被弾跡があり、ここから貫通した弾で被弾したという感じに合わせてあります。
IMG_3696.jpg

形を整えて黒サフ状態。
IMG_3699.jpg

塗装して汚しまで入れた状態です。
IMG_3857.jpg


次にベースですが、レイアウトはだいたいのイメージが固まってリガードなどの仮組をした状態でスタイロフォームなどを積み上げて検討しています。
この時に配置していたコルク樹皮(すでに持っていた)だけでは足りないという事で今回通販で買ってみたのですが、
形を選べないため届いたものが全く使えそうにない状態・・・
IMG_3709.jpg

そこで急遽渋谷の東急ハンズへ調達へ。
イメージに近いものがあったので買って帰りました。この時点で10月10日締め切りまで一か月切ってました。
結構大きいものでしたのでこれをマジックでラインを入れた部分でカットし手前と奥の崖に使用しています。
IMG_3850.jpg

ベースは雑貨屋で買っておいた木製の皿(直径23cm位)を使います。
(安定感が悪かったので後からこの皿の下に円形の飾り板をネジ釘で固定しました。)
そこに補強用にホームセンターで買ったL字金具やL字アングルを木ネジで固定。
そのL字金具などを通すような形で穴をあけたスタイロフォームを積み上げていきます。
スタイロフォーム同士は木工用ボンドで接着。
IMG_3731.jpg

スタイロフォーム同士をつなぐ際はズレ防止や強度アップのためにも爪楊枝などで釘代わりに固定してます。
爪楊枝にも木工用ボンド塗っておきます。
IMG_3732.jpg

今回背の高いジオラマになるため背後のコルク樹皮はL字アングルの先にT字の金具を使いネジ釘でがっちり固定してあります。
IMG_3733.jpg

ベースの木製の皿はマスキングしておきます。
固定が終わったら手前の部分のコルク樹皮も固定し、スタイロフォームとの隙間や表に見える部分などを100均の木粉ねんどで埋めていきます。
木粉ねんどには木工用ボンドを練り込んでおき、割れにくくしています。
粘土を固定する部分には木工用ボンドを塗って剥がれ防止も忘れずに。
少し粘土だけでは単調なのでホームセンターで買ったバークチップを岩代わりに固定してます。
接着は木工用ボンド。
IMG_3851.jpg

裏側はあまり見せませんが金具むき出しはカッコ悪いので木粉ねんどで埋めました。
つるつるではカッコ悪いのでバークチップなどを押しつけて少し岩っぽくしています。
IMG_3852.jpg

数日おいておき完全に乾燥させます。
その後写真の黒い缶スプレーで全体を塗った後、光が当たる方向から右にあるグレーの缶スプレーで塗装。
若干立体感を強調しておきます。
IMG_3861.jpg

この後は筆塗りでウェザリングカラーのグランドブラウンを専用溶剤で4倍に薄めた物でウォッシング。
IMG_3865.jpg

ステインブラウンやマルチブラックを薄めたものを部分的に塗り薄め液でぼかす。
IMG_3866.jpg

サンディウォッシュとマルチホワイトでハイライトを描き込み若干薄め液で暈したりしてます。
この後の工程でAKインタラクティブの苔色などで岩の表面の苔を描いたりしてますがそれは草を植えながらやってます。
IMG_3867.jpg

途中キットを配置して見ながら雰囲気を確認。キットが沈み込まないように色味を調整していきます。
IMG_3868.jpg

崖の下を水辺にするために下地としてエメラルドグリーンっぽい色味を塗っておきます。
IMG_3870.jpg

次に草などを植えていきます。
使うのはこういうもの。
IMG_3882.jpg

マットメディウムを薄めた物を筆塗りしては上記のパウダーを撒いていきます。
最初に茶色系の物を撒いた上にグリーン系を撒いていくと自然な感じが出ると思います。
背の高い植物は塊の裏に木工用ボンドを塗って固定してます。
IMG_3872.jpg

グリーンも単色ではなくいろんな色が混ざってると自然な感じが出せます。
IMG_3874.jpg

ここに映っている木は仮配置したオランダドライフラワーです。
IMG_3880.jpg

岩の上に草を植える際は、極力水平面にグリーンを配置して、急斜面には後から追加するツタ系の物が垂れ下がるようにします。
IMG_3875.jpg

次に水面にクリスタルレジンを流します。
PP(ポリプロピレン)のシートを使い囲い(型枠)をマスキングテープでしっかり固定。
隙間が空かないようにします。岩との隙間は念のため油粘土を盛りつけて漏れ防止にしています。
内側にはシリコンバリアをエアブラシで吹き付けておきます。
今回は磯っぽい感じの所なので水の中に泡を入れたいと思いましたので水泡用のパウダーをクリスタルレジンに混ぜ込みました。
IMG_3889.jpg

硬化までに埃が入らないようにビニールで蓋をしておきます。
IMG_3888.jpg

今回は半硬化状態(水飴状)で水泡用のパウダーが沈んでしまっていたのでかき混ぜて少し空気も混ぜました。
硬化したらPPシート側の表面張力で盛り上がった部分をデザインナイフでカットし完全硬化後に紙やすりで綺麗にします。
IMG_3891.jpg

それが終わったら波を追加していきます。
波はリキテックスのジェルメディウムを使用し、平筆で置くように塗っていき波っぽい形に調整していきます。
IMG_3893.jpg

乾くとこのように透明になります。
滝は光ファイバーの0.5mmの物を3本束にして接着しジェルメディウムで流れの感じを出すために表面をランダムにしてます。
乾燥後ホワイトで着色。
IMG_3901.jpg

ここでもう少し植物を追加していきます。
まずはツタ系のこれ。岩場に垂れ下がって生息する感じや遺体やリガードに絡み付く感じに使用します。
これは塊なのでハサミでカットして使用します。
IMG_3898.jpg

あとはコレ。ただのまっすぐな草ばかりでは単調になるので少し広い葉を持つ植物です。草のあいまに追加してバリエーション豊かにしていきます。
IMG_3897.jpg

先ほど使ったこのあたりの物も使用します。
IMG_3899.jpg

で、仕上がったのがこんな感じです。
IMG_3896.jpg

IMG_3894.jpg

次に木の制作です。
オランダドライフラワーを使用します。
Cu8YTeJVUAAjGvU.jpg

幹にマットメディウムを薄めたものを霧吹きで吹きかけてから写真左のスポンジを接着。
IMG_3904.jpg

一度感動させてこのような感じに。
IMG_3903.jpg

そこにもう一度マットメディウムを薄めた物を霧吹きしてから写真右のパウダーを振りかけます。
IMG_3905.jpg

この木を固定して購入しておいたNゲージサイズの動物を固定し、最後に木や草の一部に花を咲かせました。
蛍光レッドや蛍光オレンジや蛍光イエローを面相筆でちょんちょんとおいていく感じです。
あと、岩の間などから染み出した水を表現するためにウェザリングペーストのウェットクリアーを使用しています。
IMG_4046.jpg

IMG_3961.jpg

IMG_4048.jpg

最後に崖やリガードなどに絡み付いている枯れた色のツタを入れることで時間の経過を演出しています。
このツタはうちのベランダで育てていたミニトマトの根っこを乾燥させたものです。
IMG_4026_20161116183015019.jpg
だいたいこんな感じで完成です。

凄い長文記事にお付き合いいただきありがとうございました~


スポンサーサイト

« »

09 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール
アクセス
オンライン
現在の閲覧者数:
リンク
千葉しぼりイベント ずをコンthird G PARTS
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。