きながに・・・MASAKI's模型

ガンプラメインに色んなプラモをのんびり作っていくのを不定期で公開します。

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不思議な力(Mysterious_power)制作手順

Category: 水没ジオラマ  
では今回は制作手順を書いていきます。

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スチームパンクといえば歯車。
歯車を普通に買おうとすると結構高いものばかり。
そこでいろいろ探して見つけたのがこの商品。

IMG_4227.png
これのサイズ違いも売られていたので購入。
つい最近ハセガワがプラ製の歯車をワンフェスで売ってましたね。

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これを使ってビルの土台になる部分を作っていくのですが
ビルの大きさからしてこのままではビルが乗らないので少し大きめの歯車をハンズで買ってきて「おゆまる」で型取りしてキャストを流したものをビルが乗る地面にしました。
その大きめの歯車に2mm真鍮線を通してその真鍮線に通すように上記歯車を組み合わせていきました。少しジャンクパーツなども使い単調にならないようにしています。
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今回はこれを8種類制作しました。
4種類はプレゼント用の作品として使用し残り4つを使おうと考えていましたが最終的に3つを使用しています。
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途中経過抜けちゃってますが色塗り終ったのがこちら。
今回は歯車が亜鉛合金にメッキされたものだったのでミッチャクロンをプライマーとして使用し
黒で塗装した後、ガイアカラーのニューラストで錆び色にし、
AKインタラクティブのラストデポジットを使い粉を吹いたような錆色に。
http://www.ak-interactive.com/ak/NEWSFEB2015/RUSTDEPOSITS..pdf
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ビルの部分はジオクレイパーを使用。いくつかのビルがユニットでくっついているのでカットした後100均のプリン容器のふたに入れレジンを流し込んで地面を円形に。そこに1/700船舶模型のカスタムパーツを適当にくっつけてビルだけがポツンと生えているようにならないようにしました。
窓などをリューターでダメージを加えた後塗り分けしクレオスのウェザリングカラーでウォッシング。
ベースの歯車にくっつけるとこんな感じに。
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初期のころ海底部分をどうしようかと検討中の図。
これは結局ボツにしました。
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その後地面や壁面などに鉄道模型用のパウダーを使い植物を追加。
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地面はこんな風にすることに。
ビルの高さも揃えるのではなく少し高さにバリエーションを持たせることで違う表情が出せるのではないかとこのような感じに。
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上から見るとこんな感じ地割れがおきて隙間から光が出ている感じが面白いと思い
昔に作っておいてあった石膏の板を砕いてそこにジオクレイパーの低層階を接着。それぞれの建物は結構細かいブロックに割って事前にリューターにてダメージを加え塗り分けしておきました。
地面にもいくつかの脱落した歯車を配置。
地面は透明プラ板に接着し固定しておきます。接着はボンドのウルトラ多用途S・Uを使ってます。
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事前に光った感じを確認するためにiPADの上においてみました。
この時点では自分でLEDを配線して使用するつもりでした。
IMG_4428.jpg

で、今回水中に浮かんでいるものを何にしようかと考えて魚型の潜水艇に。
でもただの魚では面白くないのでお弁当に入っている醤油ボトルの形状に。
プラバンから作ってそこにジャンク時計の歯車などを接着。
もう一つ同じように作ってそちらは少し体をねじった状態に。(写真撮り忘れ^^;)
その他親子クジラはパテの塊から削りだして制作。
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今回の型枠はダイソーで売ってた2mm厚のPP板を使用しましたのでしっかりしたものが出来ました。
IMG_4678.jpg

2mm厚のPP板を箱状になるように5枚切り出しその5枚をいつものようにマスキングテープで箱組みします。
この際わずかな隙間や皺などがあるとそこからレジンが漏れますので気を付けながら爪などで擦ってきっちり圧着しさらにマスキングテープを重ね張りしておきます。
型の内側にはシリコンバリアーをエアブラシで吹き付けておきます。
レジンを流す際には万一漏れ出しても大丈夫なように100均などで少し深さのあるトレーなどを購入しておき敷いておくことをお勧めします。

流している透明レジンはクリスタルレジンNEOというものです。
色付けはエナメルのクリアブルーとクリアグリーンを混色した物に少しだけホワイトを混ぜて少し濁らせることに。下からの光がこの濁りで筋のように現れることをイメージしています。

写真はほぼ最後まで流した後の物ですが・・・
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今回100均でこんなものを見つけたので購入。真ん中のパールパウダーをレジンに混ぜてキラキラさせられないか実験。沈んでしまうので一番下の層にだけ混ぜてみました。
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肉眼で見ると少しキラキラした感じが海底に見る事が出来ます。
(やっぱり写真では分かりにくいかな)
IMG_4542.jpg

型枠から外した状態。
大きな波については途中まで水平な状態で硬化させた後に斜めに傾けて流し、固まったら逆向きに傾けて流すという形でこの波を制作しています。
表面張力のせいで型枠の付近は反り返った状態になってます。
IMG_4553.jpg

なのでこのように縁を削ってなだらかにします。
まだ磨いていないので傷だらけですが頑張って磨くと・・・
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このくらい透明になります。
100番→240番→400番→600番→800番→1000番→1500番→2000番→コンパウンドの順にペーパー掛けしてます。
クリスタルレジンは硬化するとめちゃくちゃ固くなるので大変です。
磨くのは完全硬化後にしましょう。
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今回は角を落としてC面をつけてみました。
実は今回途中の層に硬化不良の部分が少しあり、その部分の表面がいつまでも固まらないので
その上に一層レジンを流して固めたのでその追加した層の屈折が目立たないようにする意味もあります^^;
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磨き終わった全体像がこちら。
IMG_4569.jpg

追記:波の表現の説明抜けてました。
波はジェルメディウムを平筆で塗っていきます。
背の高いビルの歯車からの滴る水しぶきは光ファイバーを切ったものを瞬着で接着しそこにジェルメディウムを塗っています。
手前のビルに打ち寄せている高波はブリスターをカットしたものを固定し、そこにジェルメディウムを塗っています。
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追記:ジェルメディウムが乾燥すると透明になるので波頭の白波をエナメルのホワイトで描き込んでいきます。
IMG_4598.jpg
 

ここでそろそろ電飾の準備など。
海底からの光に関してはいろいろ探していたらこんな製品を発見。
テレビのUSBバックライトセットという名前で検索すると出てきますが
今アマゾン見たらなんか高くなっている。買ったときは1600円くらいだったのに今見たら同じ商品が16000円くらいになってる・・・
他にも似た製品有るので探してみるといいかと思います。
USBから電源供給なのでUSBバッテリーや家庭用電源からも使えるので便利。
その上付属のリモコンで色も変えられるしいくつかの光り方のパターンもあって
これを自分で配線する事考えると安い。
IMG_4581.jpg

電飾は目途がたったのでベースの制作に。
普通にプラバンの箱組だと上に乗せるものが重いだけに強度が心配だったため
セリア(100均)で売ってたメッシュボードを使用し強度アップしました。
このメッシュボードはポリスチレンでプラバンと同じ素材なのでプラモデル用接着剤で
簡単に接着できます。
これを上下に使用し各面に穴をあけた1.5mmプラバンを箱組みにしました。角には5mmプラ棒を接着して強度アップ。箱の側面の縁には切り出したプラバンで一段高くし角にはプラバンで飾り模様を制作。グレーなのはパテで隙間を埋めているところ。
各穴の表面を塞ぐためのスリットの板は0.5mmプラバンを使いピンバイスとデザインナイフで開口。
なぜ穴をあけているかというと結構な数のLEDが入るため発熱を抑えるための通気口の役目もあります。
箱組みのコピー

パソコンで下絵を描いたものをプリントして貼って剥がせるスプレーのりを使いプラバンに貼り付けています。
穴の両端は丸くしたかったので穴の直径のピンバイスで両端に穴をあけていき、その穴を繋ぐようにカット。ひたすら忍耐作業です。
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最終的にこれだけ開口。。。
多少歪んでいるけど気にしない><
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箱組のベースの塗装はラップ塗装を試してみました。
まず全体を黒に塗装後、皿に出したラッカーシルバーにくしゃくしゃに丸めたサランラップを付けて
そのラップをポンポンと何度かスタンプしていく(シルバー付け足さずに何度かポンポン押し付ける)と複雑な模様が出来ます。
それを全体に施したらクリアーオレンジを何層にも重ねて吹きます。
下の写真はクリアーオレンジ2~3回目
IMG_4592.jpg

6回ぐらい重ねると下のような感じに。
クリアーを完全に乾燥させた後マスキングして縁の部分を真鍮色に。
真鍮色は「カンペハピオ メッキみたいスプレー 真ちゅう色」を使用
そのままだと剥げやすそうだったのでクリアーでトップコートしています。
スリットからのぞく穴は中にステンレスのメッシュを裏から貼り付けています。
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海底を照らす先ほどのLEDはメッシュボードで下から押えるように固定。
横から光が漏れないように側面に凹凸のあるプラバンを張り付けて遮光。
手前に飛び出ている白いケーブルはリモコンの赤外線受光部。
これを正面から見える歯車のパートから覗くように設置します。
IMG_4603.jpg

歯車はこのようにケース内に収めユニットとして後から配置しています。
穴を何箇所か開けLEDの光を中に漏れるようにしてあります。
IMG_4593.jpg

ベース正面に使っている材料はこんな感じ。
窓からのぞいている歯車は100均で売ってる修正テープやテープのりの中の歯車を流用。
その隣のメーターはパールパウダーのケースの中にプリントしたメモリと時計のジャンクの
長針を使ってそれっぽく。わざと窓を汚してはっきり見えないようにしました。
丸くマスキングして真鍮色に塗っているだけです。
その隣の窓は軟膏を入れるケースを使用し中にセリアで売っていた水晶のかけらを使用。
真鍮線とスプリングなどを組み合わせた物も入れてそれっぽく。
最後に水晶の根元からLEDで光らせています。
パイプはジオコレのコンビナートのパイプを使用。
真鍮色は先ほどのスプレーです。
ベースの部分の中には100均のUSB接続のLED10球のイルミネーションライト(クリスマス時期に売られていたもの)を配置して白色に発光させて中のメカが生きている感じを出しています。
材料正面

左側面はこんな感じ。
ボールペンケースの中のスプリングは蛍光レッドで塗っているのでUVライトで発光風にもできます。(ここ、もうちょっと複雑なデザインにすればよかったかも・・・)
材料側面1

右側面はこんな感じ。
4本の筒は100均で8本入りのボールペンをカットしてその両端を拳王バーニアのインナーでふたをして下にスピンサートを付けています。中に真鍮線が通ってますのでバラバラにはなりにくいです。
こちらのスプリングも蛍光レッドで塗装。
材料側面2

裏面中央は型枠に使ったPP板を2枚重ねにして少し中から光らせて雰囲気出してます。
各スリットプレートや箱の枠などには真鍮釘を使用。
そのままだと長すぎるのでペンチでカットしています。
下にある2か所のUSB端子から給電します。
材料裏面

追記:最後に樹木を制作します。樹木はオランダドライフラワーというものを使用しこれの先端部分をいくつか組み合わせて黒瞬着で幹を太くしたものに鉄道模型用のスポンジを接着しさらにそこに鉄道模型用のパウダーを振りかけています。
詳しくはこのブログエントリーの後半に書いてあります。
↓ ↓ ↓
http://masakise.blog.fc2.com/blog-entry-120.html
IMG_4631_20170223182858a95.jpg

という事で一通りの制作の流れです。
右のスプリングにUVライト当てた状態です。
IMG_4619_2017022316372223c.jpg

最後まで見て頂きありがとうございました。
かなり端折って書いている部分もありますので
この部分を詳しく説明してとか
不明点がありましたらコメント頂けると助かります。



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【告知】いろいろと水没ジオラマ制作手順

Category: 水没ジオラマ  
久しぶりの更新です^^;
色々告知しなければならないことがありますので先に書いておきます。
その後に前日の水没ジオラマの制作手順を書きます。
長文(長~い記事)になりますがよろしくお願いします。

告知その1
8/25発売のホビージャパン2015年10月号に私が制作させて頂いた作例が掲載されます。
付録付きになるため本屋さんでは立ち読みできないかもしれませんが是非とも購入して見て頂ければと思います。
今年2月から6月ごろまで制作していましたのでその間制作のツイートなどできず何も作っていないと思われていたと思いますが
やっと情報解禁です。


告知その2
8/22~23日に幕張メッセで開催されるキャラホビ2015のホビージャパンブースにおいて
第17回オラザク選手権サンダーボルト部門金賞の作品「Nest of Vipers」と
↑作品サイズが展示台より大きかったため展示中止となりました(T_T)
8/25発売のホビージャパンに掲載される作例「Bouncer of SandRat」の2作品を展示して頂ける事になりました。
会場に行かれる方はホビージャパンブースにお立ち寄りください!
23日は時間によっては私もいるかもしれません。(基本的に会場内をウロウロしてると思います)

IMG_9971_20150817140859361.jpg
一応公開前なのでモザイクで一部だけ^^;


告知その3
BeeTVで配信される「いい大人のハマる世界」という番組のガンダムを題材にした回に作品と共に出演させて頂きました。
ガンダムの回は2本に分かれていて8月26日と9月2日からの配信となるそうです。
私が出るのは26日の回だけかな?
ドコモの方は無料で見れるとおもいます(たぶん)
ドコモ以外の方は初回31日間は無料で登録できるみたいですので興味のある方は登録して見てみて下さいね。
吉本プラモ部部長のパンクブーブーの佐藤さんも出演されてます!

番組のみどころ(WEBサイトより)
いい大人がハマってしまう“あやしい世界”をランキング形式で紹介! 「地下アイドル」や「心霊スポット」などコアな内容で不思議な時間をお届けします。
何でも思った事をハッキリ言う出演者、いとうせいこう・土田晃之・市川紗椰のやり取りも必見!!ついついハマってしまう情報が満載です!

【番組URL】
http://pc.video.dmkt-sp.jp/ti/10011139/%E3%81%84%E3%81%84%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E3%81%8C%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C?home=on
いい大人がハマる世界 ロゴ


告知は以上です!





それから先日制作した水没ジオラマですが予想をはるかに上回る反響に驚いています。(何も予想などしてませんでしたが・・・)
ツイート
お気に入り1万4千リツイート1万って・・・
おそらくこういうシチュエーションが好きな人が多くてこういうジオラマを見た事が無かったためのお気に入りだったんでしょうね。
それにしてもインプレッションの90万って・・・全然イメージできないですね。


ツイートでいくらか説明はしていましたが、ちょっとまとめて制作手順を書いておきます。

まずこのビルのモデルは作ったわけではなくジオクレイパーという商品です。詳しくはコチラ↓
http://geocraper.tokyo/
(WEBサイトより説明)
拡張型都市開発トレーディングフィギュア「ジオクレイパー」とは、「集める、広がる、街ができる」をコンセプトに約1/2500スケールで高層ビルや中層ビル、高速道路や公園などの都市空間を再現した塗装済みスケールモデルです。東京オリンピック開催決定により、ますます注目される「東京」の都市空間を貴方の部屋や机で再現できます。


この製品を使って何か作れないかと前から考えていたのですが、スケールが1/2500という事もあり他の模型と絡めることも難しかったため買ったまま寝かせてあったのですが、水没ジオラマにしたら面白いかな?と思いついて気軽に始めてみたのがきっかけです。

それでは制作手順です。


まずはビルのダメージ表現をリューターを使って行っていきます。
窓の割れた部分や低層階の天窓、ビルのパネルの角などなど
そのままではビル全体が単色ですのでこれをを塗り分けていきます。
低層階や屋上施設など。はみ出しなど多少ありますが結構適当です。
IMG_0168.jpg

その後窓の凹んだ部分や凹凸のある部分にクレオスのウェザリングカラーのマルチブラックを適当に筆塗りし、はみ出し部分は専用溶剤でふき取ります。
そのAKインタラクティブのスライミーグライムダークAK026を筆で塗り海面下に沈んだ部分に発生した海藻類により緑色になった部分をランダムに筆塗りしていきます。
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塗り終わったら鉄道模型用の草色のパウダーや少しくすんだパウダーなどを使って屋上に生えた雑草を制作。
屋上の木はオランダドライフラワーの先端部分に鉄道模型用のカラースポンジを木工用ボンドで接着しその上から
先ほど使った草色のパウダーをまぶしてスポンジ感をなくします。
屋上にも少し砂が積もったように砂色のパウダーも凹んだところにマットメディウムを使って接着。
屋上は本当はレジンを流した後の方が良かったのですが雰囲気を見たくて先にやっちゃいました。。。
IMG_0178.jpg

砂色のパウダーを使って海底部分に沈殿した砂を表現。パウダーは事前にマットメディウムを水で薄めたものを塗っておいてふりかけます。
海底の枯れた街路樹はオランダドライフラワーで、巨大な海藻類は手芸店などでも売ってる山ゴケを使用。
屋上にも少し使ってます。
IMG_0177.jpg

これでだいたいのビルと海底の雰囲気は出来たので中に入れるダイオウイカとシロナガスクジラをエポキシパテで制作。
あまりにも小さく固まる前のパテで造形するのはきつかったので少し大きめに大体の形を作っておき固まったものをリューターで削って形を出しました。横にあるのはゴムボートとテント(カッティングマットのメモリは1マス1cmです)
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ダイオウイカはこのくらいまで造形してから二本の長い脚だけは細すぎて折れちゃうので0.3mmの銅線にゼリー状瞬着を盛って太さや先端の吸盤部分を造形しました。
IMG_0195_2.jpg

色を塗ったらこんな感じ。このイカは0.3mm真鍮線でビルに固定して好みの角度に固定。
見た目がちりめんじゃこの中に入っているイカみたいですね。
IMG_0196_2.jpg

ここまでできたら透明樹脂を流し込む準備です。
流し込むのはクリスタルレジンという製品ですが以前のジオラマで使用した残りがあったのでそれを使いました。
流し込む際の型枠を制作するのですがお金がかからないように100均で買ってきたルーズリーフなどのバインダーの表紙の半透明のPP(ポリプロピレン)の部分を切って使いました。
表面がツルツルの方を内側になるようにサイズを測って折り曲げてBOXを作ります。内側にはシリコンバリアを塗っておきます。
クリスタルレジンは小さな隙間からでも漏れやすいので折り曲げたのりしろ部分に木工用ボンドで接着し更にマスキングテープで固定しておきました。
この時は上下は抜けています。
IMG_0182.jpg

余ったシートで埃よけのフタを作っておきました。
IMG_0183.jpg

これまた100均で売っているPP製のトレーの上に100均の油粘土を盛ってそこにビルのモデルを固定。(どれだけ100均すきなんだ^^;)
そこに被せるように先ほどのPPの型枠を被せ油粘土に突き刺します。
隙間が出来ないようにしっかり型枠の周りを油粘土で囲みます。
IMG_0274.jpg

このまま流すとレジンが硬化した熱でPPのシートが柔らかくなり表面がかなり波打ってしまうので
これまた100均で買ってきたMDF(木くず(紙?)を固めたような人工木材)のディスプレーボックス(上下に蓋が無く抜けているもの)を半分に切って90度の板を2枚作りそれで挟み込むようにして固定。
流し込む際はビルの屋上にレジンがかからないようにサランラップで一部を保護してから流し込みました。

レジンへの着色ですが今回使用したレジンが結構古かったので硬化剤が黄ばんできていた為エナメルのクリアブルーを2滴ほど混ぜて色を付けています。黄ばんでいた為ちょうどいい具合の緑色になりました。

この際本来なら中のビルのモデルや流し込むレジンの液体を事前にドライヤーなどで温めておけば気泡が入るのを多少防げるのですが、今回は手を抜いちゃったため細かい気泡が入っちゃっいました。
あと高層ビルが低層階に製品の時点で接着してあったのですが、接着の隙間があったためか中の空気がレジンが硬化する際の熱で膨張して出て来てしまいました。(結果オーライですが。。。)
IMG_0198.jpg


一度目の流し込みはクジラの入る手前までで一度硬化させ硬化後クジラを瞬着で固定。
その後残りをクジラの体が半分くらい見えるくらいまで流し込んで硬化させます。
IMG_0197.jpg

硬化後、型枠を外したのがこちら。
思いのほか大きな気泡がビルの下から出て来てますがコレはこれで下層に溜まっていた空気が崩落などのきっかけで一気に噴き出したようにも見えるのでこのままにしておきました。
IMG_0275.jpg

別アングルで。
水面のフチの部分はレジンの表面張力で少し立ち上がっていますがニッパーなどでカットしてからヤスリ掛けしてある程度平らにしコンパウンドで磨きました。
側面も少し小さな気泡が気になる部分があったので目立たない程度までヤスリ掛けしてコンパウンドで磨きました。
IMG_0276.jpg

磨き終わったら水面に波を追加していきます。
使うのはジェルメディウムやスーパーヘビージェルメディウム。
画材屋さんや東急ハンズなどでも買えるもので乾く前は白いのですが乾燥すると透明になる木工用ボンドのようなものです。
スーパーヘビージェルメディウムは少し硬めの製品なので角を立てたい部分などに使用します。
IMG_0302.jpg

それを水面に100均の平筆などで塗って行きます。
クジラの境目やビルにぶつかった波など少し跳ねた感じの部分にはスーパーハードジェルの方を使います。
波のような雰囲気に塗っていくため少し事前に波の画像など見て参考にすると良いと思います。
IMG_0299.jpg

別アングルでこんな感じ。この写真の際はまだ乾いてません。
IMG_0300.jpg

ここまで来たら後はベースの制作です。
今回は100均で売っているコレクションケースの背の高いタイプを使用しています。
完成後の持ち運びでの屋上の樹木の保護や家での保管時に埃が被らないようにする為です。
これの下の部分は結構ヒケてるので全体にヤスリ掛けしヒケをなくしておきます。
そこにある程度高さが欲しいのでスタイロフォーム(住宅用建材の断熱材に使用される発泡スチロール)をボルトで固定し
その周りにプラバンを箱組みし高さのあるベースを制作します。
作品側の裏側からも木ねじを使い固定用の突起を作っておき後程スタイロフォームの穴に差し込み接着し強度を確保します。
IMG_0301.jpg

箱組みしたプラバンをケースの下の部分に接着し塗装を開始します。
錆びた金属の質感にしたかったためまずは黒サフを吹いた後クレオスのスーパーアイアンを吹きます。
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そのままだとグレー系のシルバーになってしまうので少し青系にするためクリアブルーを薄めたものをランダムに薄吹きしました。
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この上にネービーブルーを吹くのですが塗装がランダムに剥がれた雰囲気を出したいため
整髪料のケープ(スーパーハード)を吹きました。
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ケープが生乾きのうちにネービーブルーを中央をうっすら残すように吹き、こちらも乾ききらないうち(5~10分以内)に水で濡らした固めの筆(私がつかってるのは100均で買ったステンシル用の筆)で擦って中央部分を中心に水を含ませ、少し塗料が浮いてきたらボロボロ剥がれるのでティッシュなどでポンポンと叩くようにふき取りいい感じになるようにネービーブルーを残し乾燥させます。
IMG_0310.jpg

この後一度艶消しトップコートを吹いた後さらにケープを吹き。
IMG_0312.jpg

アクリルのフラットブラウンをフチの部分を中心に吹きます。
中央はうっすら色が乗る程度。
IMG_0313.jpg

それを再度水で濡らした固めの筆で擦って剥がしていきこんな感じに。
これだけでも十分錆っぽいのですが、一度艶消しトップコート後、この上にAKインタラクティブの錆色を乗せていきます。
IMG_0314.jpg

AKの錆色一色目はダークラストデポジット AK4113です。
これを先ほどのフラットブラウンの上あたりに筆でトントンと乗せるように色を置いていきます。
乾いてくるとこんな感じで粉を吹いたみたいになるのでティッシュなどで粉っぽくなった部分をふき取ります。
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ふき取るとこのような感じに。
IMG_0315.jpg

次にメディウムラストデポジット AK4112 を同様にトントンしてふき取り。
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さらにライトラストデポジット AK4111でトントンしてふき取り。
最後に水彩色鉛筆の白でタイトルの文字を手書きで書き込み「Under the sea」。
その後艶消しトップコートして表面を保護しておきました。
IMG_0322.jpg

ビルのある作品部分を接着剤でくっつけたら
屋上にテントを接着したり、
水面にゴムボートを接着したり、
高いビルの屋上の木を大きくしたり。
小さいビルのクジラ側に飛び込み台みたいな板を設置。
乾燥した波の波頭やクジラの周りやビルの周りの水しぶきを艶消し白で筆塗り。
窓や壁にマットメディウムを塗ってから草色のパウダーを振りかけて窓の隙間やビルのパネルの隙間から生えた植物を追加。
し完成です!
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ケースを被せたところ。
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この後は完成写真(屋内版)
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ここからは屋外版(太陽光撮影)
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さすがに一気に記事を書くと長すぎますね・・・
最後まで見て頂いた皆様ありがとうございました。
一気に書いたので初めての方には分からない部分もあるかもしれませんが不明点あればブログにコメントください。


さあ、SD選手権用の制作に戻ります。



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